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玄海町の岸本町長の原発廃炉シミュレーション


1 スケッチはいつもの天神からです。
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2 同じく。
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3 最近のバードウォッチング。Lumix DCM-G1
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原発に一言

 玄海町の岸本町長は玄海原発1〜4号機すべてが廃炉になったことを想定して町の財政がどうなるかシミュレーションをしていることを明らかにした。「原発の安全性が確認できたので再稼働OK」と言ってのが、廃炉シミュレーションへと急変している。
 町財政というが町民の生活というより岸本町長本人とそのファミリー企業を含めて原発利権がなくなった場合にどう対応するべきかがその目的ではないかと私は思う。
 発表するときは、「廃炉になって原発交付金などが入らなくなったら町の財政は破綻し町民の生活がなりたたなくる」という論を出し、マスコミは「複雑な町民の心境」と同情しているのか突っぱねているのか分からないようなこと報道するのだろう。

 鉢呂吉雄経済産業相は6日の閣議後会見で、原発の将来について「野田佳彦首相の発言からいけば、ゼロになる」と言っている。それは電力会社がほぼ専有していた電力市場を他業種、他経済界、他国が「自然エネルギー、スマートグリッド」などと言って乗り込んでくることを匂わせている。電力市場という巨大な儲けをめぐって壮絶なバトルが始まっている。
 電力会社や政府は原発利権を得るため今まで岸本町長などを利用してきたが必要がないと判断したらバッサリと切ってしまうだろう。ふりかえれば「やらせメール問題」はそのはじまりだった可能性もある。
 岸本町長の廃炉シミュレーションは消される前の小さな抵抗かもしれない。原発利権の世界は非情である。

私は原発に反対です。
by datian | 2011-09-06 22:08 | スケッチ絵画
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