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スケッチで瞬間を切り取る

 今日も暑かったのだが、せっかくの休日なので天神にでかけてスケッチを試みた。ところがいつものスケッチポイントはワゴンセールで場所がうまっている。他のスケッチポイントは暑すぎて無理っぽいので大型書店に入り人物画の技法書を立ち読み、疲れてきたので座り読みしてしまった。
 これではイカンとコーヒーショップに入ったが、どうにも背中ばかりが見えるようで意気消沈しふてくされていた。コーヒーを飲みながらしばらくボケ〜〜としながら、振り返ると「いつもの場所がない、いても背中ばかり」でスケッチができないと愚痴っている自分に気づき、こりゃほんとにイカン、背中もよし、背中をスケッチすべしと描き始めた。そうすると面白いもので、今度はお客さんも増えてきて前からも見ることができはじめた。
 そんななかで、私の当初のふてくされた気分ととてもよく似た表情をする人がいたので、あわててスケッチした。いつもの私のスケッチ時間からすると1分間にも満たなかったような瞬間に等しい短時間だった。写真の1/250秒などの瞬間を切り取るのとは違うが、もちろん自己満足なのだが、なんだかすごく手応えがあるのだ。10分前後のスケッチ、5分前後のスケッチ、3分前後、そして今回の1分未満のスケッチ、それぞれの長所短所があるのかもしれない。
 今日はそのスケッチが1枚と、以前の樫原湿原の写真を1枚です。

1 天神からのスケッチです。
スケッチで瞬間を切り取る_a0037907_20521558.jpg



2 樫原湿原でのチョウ。見たことがあるようでよく分からないチョウ。
スケッチで瞬間を切り取る_a0037907_20532577.jpg

by datian | 2010-09-05 20:56 | スケッチ絵画
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