<   2011年 08月 ( 15 )   > この月の画像一覧

樫原湿原へ行ってきました。その2

1 途中、唐津市七山の特産物直売所である鳴神の庄(なるかみのしょう)に寄り、お弁当や野菜を購入した。近くには公園と川辺があり夏休み最後の日曜日を家族連れで宿題なんぞどこへやらの勢いで水遊びを楽しんでいた。ここのお弁当は実に美味しかった。SIGMA DP2
a0037907_2224442.jpg



2 オミナエシとハギ Lumix DCM-G1
a0037907_2225115.jpg



3 ヤマホトトギス Lumix DCM-G1
a0037907_2225630.jpg



4 スケッチはいつもの天神からです。
a0037907_223247.jpg



 東電が3年ほど前の2008年に福島第一原発に10メートル以上の想定をこえる津波がおしよせる可能性を試算していたことが明らかになっている。巨大津波を想定しつつもその対策は儲けにならないと一切何も行わずにいた。ところが3月11日に巨大津波がおしよせると知っていたにもかかわらず「想定外」と大ウソを叫びまくり責任逃れに終始した。
 業務上過失致死などという範囲では推し量れない原発巨大事故をみすみす起こした重罪、法律上なんという罪か知らないが恐ろしい人間たちである。

 こうした重罪を犯した東電経営陣は、こんどは原発が停止し代わりの火力発電などの燃料代がかかったため電気代を10%も値上げするということを言い出した。あまりのあつかましさに、さすがの政府関係者からも「ちょっとまった」といわざるをえなくなっている。

 NHKなどは受信料をかき集めて900億円も東電の社債に注ぎこんでいるので、東電を本気で批判して告発することもせずにいる。東電はますますずにのり福島第一の4,5号機の再稼働さえ目論んでいるという。

 NHKは円高で輸出産業は不利だと宣伝ばかりしている。では有利とされる輸入はどうなのか。輸入石油燃料が高い高いと東電はいうが円高ならばその実態はどうなのかNHKは真面目に本気で調べてはどうか、少しは真人間になれ。
by datian | 2011-08-30 22:11 | 植物 | Comments(4)

樫原湿原へ行ってきました。その1

 今日は相方の野草友人の運転とご案内で樫原湿原へ行ってきました。久しぶりの野草散策、次から次に登場する可憐な野草に夢中でカメラを向けておりました。お天気にめぐまれすぎて暑く汗だくになりましたが、野草散策にいやされた楽しい一日でした。運転とご案内、ありがとうございました。


1 樫原湿原 SIGMA DP2
a0037907_212808.jpg


2 サワギキョウとセセリチョウ Lumix DCM-G1
a0037907_21295540.jpg


3 サワギキョウ Lumix DCM-G1
a0037907_2129421.jpg


4 サギソウ Lumix DCM-G1
a0037907_2130587.jpg



5 スケッチはいつもの天神からです。
a0037907_21322138.jpg


6 同じく。
a0037907_2132253.jpg



そして、私は原発に反対です。
by datian | 2011-08-28 21:36 | 植物 | Comments(2)

今週は忙しかった

今週は仕事が忙しく少々お疲れでした。


1 スケッチはいつもの天神からです。
a0037907_223075.jpg



2 同じく。
a0037907_22295185.jpg



3 散歩から。なんとなく系。
a0037907_22134837.jpg



しかしこれは言わねば、私は原発に反対です。
by datian | 2011-08-26 22:31 | スケッチ絵画 | Comments(4)

「再生可能エネルギー買い取り法」の裏

1 スケッチは電車のなかからです。帰ってから着色しました。
a0037907_21532111.jpg



2 散歩から。撮影は妻。
a0037907_21463774.jpg



●原発に一言。

 「再生可能エネルギー買い取り法」正式名称は知らないが、これが可決されようとしている。
 太陽電池などで発電された電気を政府が税金で買い取るというものらしい。これで電力会社が独占している電力市場に、他企業や経済界が乗り込んでひと儲けをたくらんでいる。それだけではない、既存の原発推進の電力会社や原子炉メーカーの東芝などもスマートハウスという太陽光発電や電力使用量制御技術を組み合わせた次世代型住宅などで食い込もうとしている。買取という名で国民の税金を電力市場に投げ入れられる、こんなうまい儲け話はないと原発推進の電力会社から経済界も参入しようとしバブル的な様相をみせている。原発だろうが太陽電池だろうが儲かればなんでもする姿が見えている。
 稼働中の原発は3分の1以下で事実上の脱原発状態になりつつあるが、既存の火力水力発電、休止中の火力水力発電所、電力会社以外の他企業の大規模自家発電などで、不足分をカバーできるという。
 ほんとうに国民のことを考えるならまずは全力で福島を中心に放射能汚染の除染作業を国家的プロジェクトでおこない原発利権で儲けてきた企業はボランティアで参加すべきではないか。福島と放射能汚染に苦しむ子供たちにどうのような態度をとるかで本物か偽物かが見えてくる。

関連して武田邦彦教授がわかりやすく書かれています。

 私は原発に反対です。
by datian | 2011-08-24 21:55 | スケッチ絵画 | Comments(2)

竜巻と原発

1 スケッチはいつもの天神からです。
a0037907_22265349.jpg



2 散歩からです。
a0037907_22273234.jpg



原発に一言。
 昨日、竜巻らしきものが近所を襲い電柱や街路樹や自動販売機などが倒れた。早朝ということもあり、私は眠っていて気づかなかった。
 鈍感といえば鈍感なのだが玄海原発まで六十数キロ、竜巻が襲うことも当然ありうる。九電に安全かと質問しても「竜巻? 台風が来ても安全を確保しており安全です」みたいな答えしかかえってこないだろうと想像する。
 アメリカでは死者300人を越える竜巻がおそい「日本の被災地を見るようだ」という。原発は自然災害を引き金に巨大事故を起こし甚大な被害をもたらす。
 私は原発に反対です。
by datian | 2011-08-22 22:30 | スケッチ絵画 | Comments(2)

売れ残りの電気



1 油絵もどき。
a0037907_21502265.jpg



2 朝顔。
a0037907_21502561.jpg



●原発に一言
 「原発を再稼働させないから節電だ」キャンペーンをやりすぎたのか、東電は使用率が60%で40%も余裕がある(午後9時40分現在)。余裕といえば聞こえはいいが、売れ残りで捨ててしまった電気、普通の企業で40%在庫で捨てたら経営危機におちいる。殿様商売以上の神様商売か、そのもとで熱中症で苦しむのはごめんこうむる。
私は原発に反対です。
by datian | 2011-08-19 21:53 | スケッチ絵画 | Comments(4)

福島原発事故の熱量は広島原爆の29.6個分に相当

2011年7月28日衆議院厚生労働委員会にて児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)が意見を述べています。内部被曝の専門家であり現在除染活動に従事している児玉龍彦氏の言葉には説得力があり子供たちを被曝から守るために勇気ある発言をされています。その発言をされている動画をアップしました。

◆◆「まず熱量からの計算では広島原爆の29.6個分に相当するものが漏出しております。ウラン換算では20個分のものが漏出していると換算されます。さらにおそるべきことにはこれまでの知見で、原爆による放射能の残存量と、原発から放出されたものの放射線の残存量は1年に至って、原爆が10分の1になるのに対して、あ、すいません、原爆が1000分の1程度に低下するのに対して、原発からの放射線汚染物は10分の1程度にしかならない。
つまり今回の福島原発の問題はチェルノブイリ事故と同様、原爆数十個分に相当する量と、原爆汚染よりもずっと大量の残存物を放出したということが、まず考える前提になります。」◆◆

上記は発言の一部分ですが、ぜひ動画をごらんください。動画が見れない場合は、それを文章に書き起こされているブログから文章をコピーしています、長いのですがよろしければご一読を。
 大手マスコミはこうした発言をごくわずかしか取り上げない。大々的に連続してこうした発言を取り上げないことで電力会社にこびへつらい多額の広告費(電気代)にありつこうとしているのではないか。




1 スケッチはいつもの天神からです。外人でした。
a0037907_21213086.jpg



2 トンボが多かった。一年に何回か出会う。
a0037907_21212599.jpg



◆◆発言の書き起こしです◆◆

わたくしは東京大学アイソトープ総合センター長の児玉ですが、3月15日に大変に驚愕いたしました。

私ども東京大学には27箇所のアイソトープセンターがあり放射線の防護とその除染などの責任を負っております。それでわたくし自身は内科の医者でして、東大病院の放射線施設の除染などにずっと数十年関わっております。

3月15日に、まずここの図にちょっと書いてあるんですが、我々最初にまず午前9時頃、東海村で5マイクロシーベルトという線量を経験しまして、それを第10条通報という文科省に直ちに通報いたしました。その後、東京で0.5マイクロシーベルトを超えるその線量が検出されました。これは一過性に下がりまして。

次に3月21日に雨が降り、0.2マイクロシーベルト等の線量が降下し、これがこんにちにいたるまで高い線量の原因になっていると思っています。

それでこの時に枝野官房長官は「さしあたり健康に問題はない」ということをおっしゃいましたが、わたくしはその時に実際にこれは大変なことになると思いました。

なぜかというと、現行の放射線の障害防止法というのは、高い線量の放射性物質が少しあるものを処理することを前提にしています。このときは総量はあまり問題ではなくて、個々の濃度が問題になります。

ところが今回の福島原発の事故というのは、100キロ圏で5マイクロシーベルト、200キロメートル圏で0.5マイクロシーベルト、さらにそれを越えて、足柄から静岡のお茶にまで汚染が及んでいることは、今日、すべてのみなさんがご存じの通りであります。

われわれが放射線障害をみるときには、総量を見ます。それでは東京電力と政府はいったい今回の福島原発事故の総量がどれぐらいであるか、はっきりとした報告はまったくされておりません。

そこで私どもはアイソトープセンターの知識をもとに計算してみますと、まず熱量からの計算では広島原爆の29.6個分に相当するものが漏出しております。ウラン換算では20個分のものが漏出していると換算されます。さらにおそるべきことにはこれまでの知見で、原爆による放射能の残存量と、原発から放出されたものの放射線の残存量は1年に至って、原爆が10分の1になるのに対して、あ、すいません、原爆が1000分の1程度に低下するのに対して、原発からの放射線汚染物は10分の1程度にしかならない。

つまり今回の福島原発の問題はチェルノブイリ事故と同様、原爆数十個分に相当する量と、原爆汚染よりもずっと大量の残存物を放出したということが、まず考える前提になります。

そうしますと、われわれはシステム生物学というシステム論的にものをみるやり方でやっているのですが、総量が少ない場合には、ある人にかかる濃度だけを見ればいいです。しかしながら総量が非常に膨大にありますと、これは粒子です。

粒子の拡散というのは、非線形という科学になりまして、われわれの流体力学の計算ではもっとも難しいことになりますが、核燃料というのは、ようするに砂粒のようなものが、合成樹脂のようなものの中に埋め込まれております。

これがメルトダウンして放出されるとなると、細かい粒子がたくさん放出されるようになります。そうしたものが出てまいりますと、どういうことがおこるかというのが、今回の稲藁の問題です。

例えば岩手の藤原町では、稲藁5万7千ベクレルプロキログラム、宮城県の大崎1万7千ベクレルプロキログラム、南相馬市10万6千プロキログラム、白河市9万71千プロキログラム、岩手6万4千プロキログラムということで、この数値はけして同心円上にはいかない。どこでどういうふうに落ちているかは、その時の天候、また例えばその物質が水を吸い上げたかどうか。

それで今回の場合も、私は南相馬へ毎週末700キロメーター行って、東大のアイソトープセンターは現在までに7回の除染をやっておりますが、南相馬に最初にいったときには1台のNaIカウンターしかありません。農林省が通達を出したという3月19日には、食料も水もガソリンもつきようとして、南相馬市長が痛切な訴えをウェブに流したのは広く知られているところであります。

そのような中で通達1枚を出しても誰も見ることができないし、誰も知ることができません。稲藁がそのような危険な状態にあるということは、まったく農家は認識されていない。農家は飼料を外国から買って、何十万という負担を負って、さらに牛にやる水は実際に自分たちが飲む地下水にその日から代えています。

そうするとわれわれが見るのは、何をやらなければいけないのかというと、まず汚染地で徹底的な測量ができるようにすることを保障しなければいけません。われわれが5月下旬に行ったときに先ほど申し上げたように、1台しか南相馬になかったというけれど、実際には米軍から20台の個人線量計が来ていました。しかしその英文の解説書を市役所の教育委員会で分からなくて、われわれが行って、教えてあげて実際に使いだしてはじめて20個での測定というのができるようになった。それが現地の状況です。

それから先程から食品検査と言われていますが、ゲルマニウムカウンターというのでなしに、今日ではもっとイメージングベースの測定器が、はるかにたくさん半導体で開発されています。なぜ政府はそれを全面的に応用してやろうとして、全国に作るためにお金を使わないのか。3カ月経ってそのようなことが全く行われていないことに私は満身の怒りを表明します。

第二番目です。私の専門は、いわゆる小渕総理のときから内閣の抗体医薬品の責任者でして今日では最先端研究支援ということで、30億円をかけて、抗体医薬品にアイソトープをつけて癌の治療にやる、すなわち人間の身体の中にアイソトープを打ち込むのが私の仕事ですから、内部被曝問題に関して、一番必死に研究しております。

そこで内部被曝がどのように起きるかということを説明させていただきます。内部被曝というのの一番大きな問題は癌です。癌がなぜ起こるかというと、DNAの切断を行います。ただしご存知のように、DNAというのは二重らせんですから、二重のときは非常に安定的です。

これが細胞分裂するときは、二重らせんが1本になって2倍になり、4本になります。この過程のところがもの凄く危険です。そのために妊婦の胎児、それから幼い子ども、成長期の増殖の盛んな細胞に対しては、放射線障害は非常な危険性を持ちます。

さらに大人においても、増殖の盛んな細胞、例えば放射性物質を与えると、髪の毛、貧血、それから腸管上皮に影響しますが、これらはいずれも増殖の盛んな細胞でして、そういうところが放射線障害のイロハになります。

それで私どもが内部に与えた場合のことで具体的に起こるので知っている事例を挙げます。これは実際にはですね、一つの遺伝子の変異では癌はおこりません。最初の放射線のヒットが起こったあとにもう一個の別の要因で、癌への変異が起こるということ、これはドライバーミューテーションとか、パッセンジャーミューテーションとか、細かいことになりますが、それは参考の文献をつけてありますので、後で、チェルノブイリの場合や、セシウムの場合を挙げていますので、それを見ていただきますが、まず一番有名なのはα線です。

プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいると聞いて、私はびっくりしましたが、α線は最も危険な物質であります。それはトロトラスト肝障害というかっこうで、私ども肝臓医は、すごくよく知っております。

要するに内部被曝というのは、さきほどから一般的に何ミリシーベルトという形で言われていますが、そういうものは全く意味がありません。I131は甲状腺に集まります。トロトラストは肝臓に集まります。セシウムは尿管上皮、膀胱に集まります。これらの体内の集積点をみなければ全身をいくらホールボディスキャンやっても、まったく意味がありません。

トロトラストの場合、このちょっと小さい数字なんで大きい方後で見て欲しいんですが。これは実際にトロトラストというのは造影剤でして、1890年からドイツで用いられ、1930年頃から日本でも用いられましたが、その後、20から30年経つと肝臓がんが25%から30%に起こるということが分かってまいりました。最初のが出て来るまで20年というのが何故かと言うと、最初にトロトラストはα線核種なのですが、α線は近隣の細胞を障害します。そのときに一番やられるのは、P53という遺伝子です。

われわれは今、ゲノム科学ということで人の遺伝子、全部、配列を知っていますが、一人の人間と別の人間はだいたい三百万箇所違います。ですから人間を同じとしてやるような処理は今日ではまったく意味がありません。いわゆるパーソナライズドメディスンと言われるやり方で、放射線の内部障害を見るときにも、どの遺伝子がやられて、どのような変化が起こっているかということをみることが、原則的な考え方として大事です。

トロトラストの場合は、第一の段階でP53遺伝子がやられて、それに続く第二、第三の変異が起こるのが20年から30年かかり、そこで肝臓癌や白血病が起こってくるということが証明されております。

次にヨウ素131。これはヨウ素はご存知のように甲状腺に集まりますが、甲状腺への集積は成長期の甲状腺形成期がもっとも特徴的であり、小児に起こります。しかしながら1991年に最初、ウクライナの学者が甲状腺癌が多発しているというときに、日本やアメリカの研究者は、ネイチャーに、これは因果関係が分からないということを投稿しております。なぜそういったかというと1986年以前のデータがないから統計学的に有意だということが言えないということです。

しかし統計学的に有意だということが分かったのは、さきほども長瀧先生からお話しがありましたが、20年後です。20年後に何が分かったかというと、86年から起こったピークが消えたために、過去のデータがなくても因果関係があるということがエビデンスになった。いわゆるですから疫学的な証明というのは非常に難しくて、全部の事例が終わるまでだいたい証明できないです。

ですから今、われわれに求められている子どもを守るという観点からはまったく違った方法が求められます。そこで今、行われているのは国立のバイオアッセ―研究センターという化学物質の効果を見る、福島昭治先生という方がずうっとチェルノブイリの尿路系に集まるものを検討されていまして、福島先生が、ウクライナの医師と相談…集めて、500例以上の、前立腺肥大のときに手術をしますと膀胱もとれてきます、これを見まして検索したところ、高濃度の汚染地区、尿中に6ベクレルパーリッターと微量ですが、その地域ではP53の変異が非常に増えていて、しかもその、増殖性の前癌状態、われわれからみますと、P38というMAPキナーゼと、それからNFカッパーBというシグナルが活性化されているのですが、それによる増殖性の膀胱炎というのが必発でありまして、かなりの率で上皮内の癌ができているということが、報告されております。

それでこの量に愕然といたしましたのは、福島の母親の母乳から2から13ベクレル、7名で検出されているということがすでに報告されていることであります。次のページお願いします。

われわれアイソトープ総合センターでは、現在まで毎週700キロメーターだいたい1回4人ずつの所員を派遣しまして、南相馬市の除染に協力しております。

南相馬でも起こっていることはまったくそうでして、20キロ、30キロという分け方がぜんぜん意味が無くて、その幼稚園ごとに細かく測っていかないと全然ダメです。それで現在、20キロから30キロ圏にバスをたてて、1700人の子どもが行っていますが、実際には南相馬で中心地区は海側で、学校の7割は比較的線量は低いです。

ところが30キロ以遠の飯館村に近い方の学校にスクールバスで毎日100万円かけて、子どもが強制的に移動させられています。このような事態は一刻も早くやめさせてください。今、一番その障害になっているのは、強制避難でないと補償しないと。参議院のこの前の委員会で当時の東電の清水社長と海江田経済産業大臣がそのような答弁を行っていますが、これは分けて下さい。補償問題と線引の問題と、子どもの問題は、ただちに分けて下さい。子どもを守るために全力を尽くすことをぜひお願いします。

それからもう一つは現地でやっていて思いますが、緊急避難的除染と恒久的除染をはっきりわけて考えていただきたい。緊急避難的除染をわれわれもかなりやっております。例えばここの図表にでています滑り台の下、滑り台の下はここは小さい子どもが手をつくところですが、滑り台から雨水が落ちて来ると毎回濃縮します。右側と左側にずれがあって、片側に集まっていますと、平均線量1マイクロのところですと、10マイクロの線量が出てきます。それで、こういうところの除染は緊急にどんどんやらなくてはなりません。

それからこういう様々なコケが生えているような雨どいの下、これも実際に子どもが手をついたりしているところなのですが、そういうところは、例えばですね、高圧洗浄機を持って行ってコケをはらうと2マイクロシーベルトが0.5マイクロシーベルトにまでなります。

だけれども、0.5マイクロシーベルト以下にするのは非常に難しいです。それは建物すべて、樹木すべて、地域すべてが汚染されていますと、一か所だけを洗っても全体をやることは非常に難しいです。

ですから除染を本当にやるというときに、一体どれぐらいの問題がかかり、どれぐらいのコストがかかるかということをイタイイタイ病の一例であげますと、カドミウム汚染地域、だいたい3000ヘクタールなのですが、そのうち1500ヘクタールまで現在、除染の国費が8000億円投入されています。もしこの1000倍ということになれば一体どれだけの国費の投入が必要になるのか。

ですから私は4つのことを緊急に提案したいと思います。

第一番目に国策として、食品、土壌、水を、日本がもっている最新鋭のイメージングなどを用いた機器を使って、もう半導体のイメージング化は簡単です。イメージング化して流れ作業にしてシャットしていって、やるということでの最新鋭の機器を投入して、抜本的に改善してください。これは今の日本の科学技術力でまったく可能です。

二番目。緊急に子どもの被曝を減少させるために、新しい法律を制定してください。私のやっている、現在やっていることはすべて法律違反です。現在の障害防止法では、核施設で扱える放射線量、核種などは決められています。東大の27のそのいろいろなセンターを動員して南相馬の支援を行っていますが、多くの施設はセシウム使用権限など得ておりません。

車で運搬するのも違反です。しかしお母さんや先生に高線量のものを渡してくるわけにはいきませんから、今の東大の除染では、すべてのものをドラム缶に詰めて東京にもって帰ってきています。受け入れも法律違反、すべて法律違反です。このような状態を放置しているのは国会の責任であります。

全国には、例えば国立大学のアイソトープセンターというのは、ゲルマニウムをはじめ最新鋭の機種を持っているところはたくさんあります。そういうところが手足を縛られたままで、どうやって、国民の総力をあげて子どもを守れるでしょうか。これは国会の完全なる怠慢であります。

第三番目、国策として土壌汚染を除染する技術を、民間の力を結集して下さい。これは例えば東レとかクリタだとかさまざまな化学メーカー。千代田テクノルとかアトックスというような放射線除去メーカー、それから竹中工務店などさまざまなところは、放射線の除染に対してさまざまなノウハウを持っています。こういうものを結集して、ただちに現地に除染研究センターを作って、実際に何十兆円という国費をかかるのを、今のままだと利権がらみの公共事業になりかねない危惧を私はすごくもっております。

国の財政事情を考えたら、そんな余裕は一瞬もありません。どうやって本除染を本当にやるか。七万人の人が自宅を離れて彷徨っているときに国会は一体何をやっているのですか。以上です。

(書き起こし、ここまで)
by datian | 2011-08-17 21:33 | スケッチ絵画 | Comments(2)

1年に800回のレントゲンと一人あたり100億ベクレル

 福島原発事故が起こる前の被曝の基準は年間1ミリシーベルトで国際的な基準でもあった。しかし事故後はこれを外部線量と食材の基準が各1年20ミリシーベルトにされ合計40ミリシーベルトになった。国際社会の常識からみて40倍、レントゲンになおすと一年間で800回分の量にまで引き上げられた。
 福島原発からもれた100京ベクレルを1億人で割ると一人あたり100億ベクレルになるが、これらの放射性物質をふくむ瓦礫をどうしようとしているのか。
 政府を含む指導的な立場にある人たちに、武田邦彦氏が分かりやすく呼びかけています。


1 スケッチはいつもの天神からです。
a0037907_22364051.jpg


2 同じく。
a0037907_22363648.jpg



3 ご近所さんから。Lumix DCM-G1
a0037907_22363343.jpg

by datian | 2011-08-15 22:39 | Comments(2)

エアコンよりテレビを消すほうが節電効果が1.7倍もある。

 節電といえば、「エアコンの設定温度を28度に」がテレビのキャンペーンに思い浮かぶ。しかし、それよりも節電効果が1.7倍もあるのが、テレビを消すことだという。NEWSポストセブンにアップされていますので紹介します。

◆◆「こまめに電灯を消そう」「エアコンの設定温度を28度に」――テレビのワイドショーでは、様々な節電方法が連日紹介されている。その一方で、黙殺され続けている一番効果的な節電方法がある。
 それはズバリ「テレビを消すこと」だ。
 興味深いデータがある。野村総合研究所が4月15日に発表した『家庭における節電対策の推進』なるレポート。注目したいのは「主な節電対策を講じた場合の1軒あたりの期待節電量」という試算だ。
 これによれば、エアコン1台を止めることで期待できる節電効果(1時間あたりの消費電力)は130ワット。一方、液晶テレビを1台消すと220ワットとなる。
 単純に比較しても、テレビを消す節電効果は、エアコンの約1.7倍にもなるということだ。
 この夏、エアコンを使わずに熱中症で亡くなる人が続出している。にもかかわらず「テレビを消す」という選択肢を国民に知らせないテレビ局は社会の公器といえるのか。
 自分たちにとって「不都合な真実」を隠しつつ、今日もテレビはつまらない番組を垂れ流し続けている。◆◆

 私は「節電キャンペーン」自体に疑問を持っているので28度なんぞ仕事がはかどらないし熱中症になったらバカらしいので一度もしたことがない。しかし節電に効果があるのはエアコンと思っていた。ところが「エアコンで28度設定に」よりもテレビを消す方が節電効果は1.7倍もあるというではないか。スポンサーからの広告費を稼いで儲けるために、熱中症で死者を含めて多くの犠牲がでようが「テレビ節電」は一言もふれず知らぬふりを決め込んいる。
 テレビ局経営陣のこうした身勝手でふざけた考えが作用して、東海テレビ局の「岩手県産ひとめぼれ10キログラム当選者、怪しいお米セシウムさん、汚染されたセシウムさん」という無茶苦茶なテロップが流れるのであろう。日本のテレビ界は地デジで馬鹿騒ぎする前に、猛反省して報道放送内容を深刻に検証すべきではないか。


1 スケッチはいつもの同僚からです。
a0037907_21184236.jpg



2 早朝散歩から。ちょっと色合いはハデなのですが、気持ちのよい朝でした。SIGMA DP2
a0037907_2184063.jpg

by datian | 2011-08-13 21:21 | Comments(4)

●ひきつづき世界同時株安と東日本大震災と原発事故で思うこと


 株安で世界がさわがしい。私の生活範囲では直接的な関係はないが、そのうち回りまわって急速にしわ寄せが押し寄せてくるのだろう。その仕組を解き明かす頭は私にはないのだが、どうにもいらだたしいのである。
 株が安い時に買って、高値がついた時に売り差額を儲ける、高くなると予想して買ったが反対に安くなって損をする、こうした売った買ったがモウレツなスピードで世界的にくり広げられている。ネットワークを介して巨額の札束が乱れ飛んでいる。地道に働くなど無縁でいかに売り買いにともなうバクチにかってあぶく銭を増やすかがすべての世界が存在する。ついでに言うとドルを売って円を買うという、金で金を買って金を儲けるというワケの分からない世界、これらの投機的な売買でどれほどの巨額の資金が動いているのか想像することもできない。
 他方で東日本大震災と福島原発事故で大変な苦労を背負っている世界が広がっている。巨額の復興資金が必要であるが、世界の株売買や投機世界からするとわずかな金額でしかないと思っている。だからこの投機の資金を復興に回せということを言いたいのではないし、言っても実現はしないだろう。
 株式市場や投機市場の博打的あぶく銭世界と、東日本大震災の世界のあまりのギャップそのこと自体に唖然とするである。このギャップを当然とする世界そのものをどう考え理解してよいのか即答できる経済学者はいるのだろうか。ぜひ教えていただきたいのだ。


1 スケッチはいつもの天神からです。
a0037907_21531739.jpg



2 ご近所の飛行機。SIGMA DP2
a0037907_21532497.jpg

by datian | 2011-08-11 21:55 | Comments(8)