2017年 03月 18日 ( 1 )

第33回人物スケッチ会のご報告 その3 静物スケッチ(上)


第33回人物スケッチ会のご報告

その3 静物スケッチ(上)

静物スケッチは上下2回にわけてご報告します。(掲載は順不同です。)


MOさん。

 ツバキの葉の立体感と緑が効いて花がグッと目立ってきました。緑系と赤系の補色関係のクッキリ感が見事です。ハチなどの昆虫が花を見つけるのは、こうした補色関係や渋さと鮮やかさなどの対比から気づくのではないかと勝ってに想像しています。自然界の色合いを丁寧に観察し描写された一枚です。


NNさん。

 バックを入れてスイセンの花の白さをだされてきました。歩いているとスイセンの花の強い香りで気づくことがあります。案外さみしいところでたくさんの花を咲かせていることもあり、香りで振り向かせようとしているのかなと思ったりします。冬の寒さのなかで凛とさくスイセン、そんな思いをいだきました。



TUさん。

 ソフトな色使いとタッチでありながら、葉の硬さが表され花びらの質感も伝わってきます。3枚の葉がスケッチの中心から放射状に引っ張り合っているような緊張感があり、その中心部にド~ンと花があり迫力満点で迫ってきます。ソフトなタッチと構図の緊張感が共鳴しているようです。


MKさん。

 ラデッシュの影で立体感も表現されつつ、赤い色が一段と赤く新鮮に見えてきます。葉っぱと茎のよじれ具合もアトランダムであるがゆえにリアルに迫ってきます。花瓶が不思議なアクセントになって画面全体をまとめているようです。とてもシュールなんですが、なぜか生活感も漂うユニークな画面構成に見入っています。

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ITさん。(初参加)

 じっくりと観察され丁寧に描かれ、バナナの痛み具合まで伝わってきます。ヘタの部分の緻密なこと、皮の黄系の変化に富んだ色合い、こうした農産物であるバナナそのものは時間経過とともに傷んでいきます。そのなかに丸いシールという工業製品が変化せずにあります。その対比から痛みいくバナナが自然界の時間経過をまじまじと伝えてくる一枚です。




by datian | 2017-03-18 22:03 | スケッチ絵画 | Comments(0)