ウイルスによる下痢が1週間ほど続き、その間は消化の良いおかゆなどを食べていた。おかずは豆腐が主だった。弁当もレトルトのおかゆと1/4丁ほどがバックされた豆腐だけにした。これだけ淡白だと、豆腐の微妙な味を感じるようになってきた。これが実に美味しいのだ。やがて体調も回復してきたので、うどんに挑戦した。冷凍うどんとつゆ、天かすがパックになったものだ。口に入れてびっくりしたが、つゆの味が濃すぎるのだ。さらにお湯を追加して薄めたが、それでも濃すぎる。化学調味料の味が醤油味とともに口の中をグニャグニャにしそうである。健康なときはこうしたつゆの味も美味しいと思っていたが、味覚そのものが退化していて、その分化学調味料の濃さなどでおぎなっていたのかしれない。粗食における微妙な味わいと健康、痛い目にあって少しかしこくなったような気がする。
ヒメウズ(もちろん記事とは無関係、Caplio GX100)