第28回人物スケッチ会のご報告 その3 20分間クロッキー(2) 


20分間クロッキーのつづきです。
(掲載は順不同です。)

NSさん。

 脚を交差させて後ろにもたれかかっていることがよく分かります。頭部から首へと流れる線が背骨へと無理なくつながり、その背骨が腰にしっかりと支えられいる様子がうかがえます。腰がしっかりと中心にあり後ろに交差した脚が頭部との関係で重力のバランスをとり、全体をガッチリと支えて安定感を増しているようです。上着とズボンの質感の違いもシワの違いから描き分けられる観察力にびっくりです。

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TAさん。

 何かを深く思慮しているような視線が印象的です。少し引いた顎と結んだ口元、前に組んだ両腕がさらに思慮のドラマ性を盛り上げてきます。そのドラマは静かに進行していて、話しかけるのを遠慮してしまうような雰囲気が流れています。20分間のクロッキーでドラマ性を描き出せるということを説得力をもって教えてくれます。

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YAさん。

 頭部より少し前に出ている腰の様子から後ろの壁にもたれかかって、ゆったりとしたモデルさんの様子が伝わってきます。じっと拝見していると上向きの視線の様子からなにか楽しかったことを思い出している表情にも思えてきました。大胆なタッチから繊細な人の感情が描かれ、見ているとYAさんの世界に引き込まれていきます。

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Pakuさん。

 暖色系で統一された雰囲気あるクロッキーです。黄色系のパステルでしょうか、まず最初にその色で全体を塗られているようです。人物や静物を完成させ後からバックを描くのではなく、まずバックをふくめた全体のイメージを大まかに決めて描かれています。そのことでモデルさんの厳しい表情ながらもあたたかいものが流れるPakuさんのイメージがストレートに伝わってきます。

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そして私です。

 ああでもないこうでもないと描いていたら黒くなりすぎました。反省です。

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次回は静物の報告です。不定期アップですが

よろしくお願いいたします。




by datian | 2016-10-06 20:43 | スケッチ絵画 | Comments(0)
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