第28回人物スケッチ会のご報告 その2 20分間クロッキー(1) 


続いては、途中休憩をはさんでの20分間クロッキーです。

(掲載は順不同です)


NAさん。

 静かな表情がいいですね。とかく表情というと写真からの印象で描き大げさになりがちなのですが、ここでは自然な表情のなかに感情が流れていることがあらわされています。頭部の角度、首の角度と身体を流れる中心線に肩と腰のラインがT字の法則でうまくマッチして雰囲気を盛り上げています。


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SAさん。

 SAさんの後ろで私もスケッチしていると、途中からのぞき込まれていろいろと熱心に質問されてきました。SAさんはモデルさんの輪郭線をちょっとづつ丁寧に描かれていましたので、私の大まかにドバーと描く方法もご紹介しました。さっそくSAさんはその方法を取り入れて挑戦されました。ちょっとちょっととドバードバーのかね合いの大切さなど私も気づくことがたくさんあり、会話もとても楽しかったです。スケッチにも戸惑いながらも大胆さをうかがわせる雰囲気が漂っています。


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NNさん。

 壁が描かれていないのですが、背中が壁にもたれかかっている様子がわかります。背中を中心に頭部が少し前に出て、それよりも少し前に腰があり、脚はさらに前に配置され、全体の大きなバランスと動きが目を引きます。表情がその動きの発露の象徴のようにも見えてきました。ズボンの丁寧な描写にも好感がわいてきます。

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MAさん。

 グッと少し上を見上げる視線の強さが印象的です。キリッと結んだ口元、手を組んでいる様子などが、その視線の強さをさらに加速させています。光と影の濃淡についての話題から、髪の毛の黒の濃淡や、顎のしたの影などもさっそく意識されて描かれ、一つの前進がはじまっているようです。

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人物スケッチ会のご報告は不定期
アップですがご容赦ください。


by datian | 2016-10-04 21:09 | スケッチ絵画 | Comments(0)
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