第27回人物スケッチ会のご報告 その4 静物

27回人物スケッチ会のご報告 その4 静物


 人物スケッチ会で用意したモチーフに加えて、果物やお花の差し入れもあり、さらに豊富な彩りとなりました。どうもありがとうございました。(掲載は順不同です)


YOさん。(初参加)

 かなり細い筆しか持ち合わせがなく、四苦八苦しながらも丁寧に描かれていました。厳密であろうとするなかにソフトな雰囲気が静かに入ってきた優しい描写に人柄を想像しています。

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Pakuさん。

 奥から栗、洋梨、そしてまだ青い柿とリズム感よく配置され描く速度もテンポよく、秋が確実に近づいて来ていることをうかがわせます。暑さが苦手なPakuさんの秋を心待ちにする気持ちが伝わってきました。

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NSさん。

洋梨のユニークでなだらかな凹凸の曲面をそれには相反する硬質な画材で小気味よく描写されています。線の黒の濃度はほぼ同じなので線の間隔の広さ狭さ、交わり方、方向の違いなどで濃淡の違いを表されています。そのことで洋梨のどっしりとした量感を表現されています。

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NNさん。

ネットに入っている洋梨を描かれました。洋梨は水彩でネットは修正ペンを使われています。画材にこだわらず臨機応変に工夫していく創作の楽しさを感じます。洋梨もネットでやさしく保護されて気持ちよく寝ているように見えてきました。

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TAさん。

 とても淡い色彩ながらずっしりとした量感がある洋梨を描かれました。パソコンで色をグレーに変換すると白黒の濃淡でしっかりとした立体感が出てきました。その立体感のもとに色彩がさているようです。接地面の少し上のところが乱反射で明るくし稜線を明確にしたことや、ヘタがついたところの明るさなどが立体感に大きく作用しているようです。とても勉強になる一枚でした。


MAさん。

椿の実を描かれました。全体の色合いが鮮やかで、そのなかに実のガクが渋い色で描かれていることで、パッと目に入ってきます。小さなガクですが、ここからこんなに大きな実がなっていくのかと植物の生命力を連想させてくれます。ガクにポイントをおいたことでドラマ性がグッと増してきました。

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YAさん。

全体的にあわくほんのりと渋い色合いです。夏が終わりゆくような、夏のなかに隠れていた秋が少し出てきたような、そんな気持ちにさせてくれます。接地面と影が一致し植物が静かに横たわっているように見え、夏ではあるのですが移りゆく季節をじんわりと感じさせてくれ癒される一枚です。

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これで、27回人物スケッチ会のご報告を終わります。

次回の人物スケッチ会は10月2日第一日曜日です。

ご参加よろしくお願いいたします。



by datian | 2016-09-17 21:20 | スケッチ絵画 | Comments(0)
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