第26回報告 その2 10分間スケッチ

26回報告 その2 10分間スケッチです。

 報告がたいへん遅れて申し訳ありません。暑いですね、35℃以上がまだ続いております。みなさんおかわりありませんか、十分ご注意くださいませ。

(掲載は順不同です)


MAさん。

 顔が無いのには理由がありますのでご安心ください。スケッチを始める前に私の知っていることで参考になればということでワンポイントアドバイスとお話ししました。

 お話しをまとめると、目鼻口を先に描くとどうしても身体全体からみて顔が頭部が大きくなるので、身体全体のバランスを中心にスケッチしてから最後に目鼻口を描いてみるのも一つの描き方です、ということをお伝えしました。

 そこを忠実にまもられていたのですが、10分という短時間のために顔をえがけなかったのです。とはいえ、新しい描き方に挑戦され腰を中心にして身体がくの字に曲がっている様子と扇子の向きなどがとても自然にスケッチされています。前に描いた顔が薄い紙をとおして見えるのもなんとなくユーモラスを感じます。

 もう少し時間があったらと想像できるスケッチで、他の参加者からも「10分間では短いので20分にしては」という意見が出されました。次回からはさっそく20分間スケッチを取り入れようと思います。

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NNさん。

 イスに座わり背もたれに寄りかかっているモデルさんです。背もたれが描かれていないので少し分かりづらいのですがグッとそった様子がわかります。そして今まで描かれていた男性の人物スケッチよりも肩幅も広くなりがっしりとしたモデルさんが登場してきました。

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NSさん。

 背中から腰へとゆるやかなカーブがリラックスしたモデルさんの様子を伝えています。そして腰からのびる脚、その先端の足がどっしりと大きくて安定感がありリラックスした感じを盛り上げているようです。おそらく下半身からバランスをとられて、後に頭部へとすすめたと思います。そのため少し頭部が欠けましたが大きさのバランスはとても良いと思います。


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SNさん。

 SNさんは、とてもやさしい雰囲気をもっていらっしゃる方です。その人柄がストレートにでているようです。人物などの輪郭線をグッと太くし、扇子の線や服の模様の線は細くして違いを表現されています。そのことで表現の幅がひろくなり、平坦になりがちなスケッチに変化が出てきました。

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TAさん。

 表情と視線がとても自然でスケッチの持っている静寂な世界へと導いてくれます。全体のバランスの良さが静寂さを支えているようです。首の長さもほどよく、首に連なる肩の斜行から流れるように伸びていく腕と手、トーンの調子などもマッチしていて静寂さがヒタヒタと迫ってくるようです。

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YAさん。

 モデルさんにとてもよく似ているスケッチです。視線の方向と強さキリッとした口元にモデルさんはもとより描かれたYAさんの意志の強さを感じます。身体全体が入っていることも意志の強さを支えているようです。街角で人物をスケッチしているとスマホを見て下向きになっている人が多くどうしても目を伏せた絵が多くなりがちです。人物スケッチ会で目を開いたスケッチにどんどん挑戦されていて楽しくなってきます。

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TDさん。(初参加 高校1年生)

 顔と視線が正面をきっちりと見すえた様子が小気味良いです。背中が逆くの字になり腰へとつながるライン、そして足へと流れていく様子がダイナミックです。人物が描きたくて人物スケッチ会に来たそうです。どんどんここでスケッチして下さい。人物スケッチ会の平均年令もグッと下がってきました。

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SAさん。

 足を組んで座っているモデルさんを正面からスケッチするのは、むずかしいと思います。そこをあえて挑戦され、いろいろと試行錯誤しながらのスケッチとなっています。足の組み方、手の置き方、眉間のシワなどなどから、その試行錯誤と工夫で少しづつモデルさんの人生へと迫っていく、それを感じさせる1枚となっています。

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そして私です。

 モデルさんの堂々とした風格におされた1枚となりました。

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by datian | 2016-08-21 12:45 | スケッチ絵画 | Comments(0)
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