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20ミリシーベルトのソロバン勘定

 放射線量は1年間に1ミリシーベルトが国際勧告と国内法で決められていたが、福島原発事故が起こってから突然20ミリシーベルトへと大幅に変更された。いままでの基準値の20倍もの放射線量をあびても平気とする根拠はなんなのか、医学的科学的な発見が突然あって、20倍でも大丈夫になったのではない。
 なぜ20倍にしたのか、1ミリシーベルトでは被害補償をする範囲が超広大になるので、20ミリシーベルトに範囲を狭くし補償をできるだけ少なくしたいとする経済的な理由が見えてくる。国民の健康よりも経済的な損得が優先して国内法を無視し科学的医学的な基準をかえて20ミリシーベルトにしてまう。東電経営陣が本当に謝罪する気があるなら、まず政府にこの20ミリシーベルトを、もとの1ミリシーベルトにもどさせるのが筋ではないか。
 くわしく分かりやすく武田邦彦氏が解説しています。

1 スケッチはいつもの天神からです。
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2 お昼休みの撮影散策から。(Lumix DCM-G1+ZD50/2.0)
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by datian | 2011-04-25 22:19 | スケッチ絵画
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